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続き書けました

ご、ご無沙汰してますです。

前回の記事に拍手とコメントいただきました方、ありがとうございます。
景品の発送も無事に終わり、お仕事完了~と思いきや、受け取りまでちゃんと確認して報告しないといけませんでした。
不在とかでなかなか受取確認ができない送り先は、荷物の状況調べたりとかね。
そこまでやるんだと、関心しました。(めんどくさかったけど)
アンケートの裏側を知ってちょっとおもしろかったです。(なんでも楽しまないと、仕事するの辛くなっちゃうしね)

ところで、この前のお話の続き、なんとか書きかました。
書きあぐねていた美由紀と葉月の話をボツにすることにしたので、書けたぶんを推敲したらサイトに載せる予定です。
とりあえず、この前の続き、ここに置いておきますね。
推敲前なので、変なとこあったらすみません。






 母親が父親に殺された?
 眉をひそめた仁に彼女は頷き、麻耶の母親が亡くなった経緯(いきさつ)を話しだした。

「姉――麻耶ちゃんの母親が亡くなったのはあの子が小学校に上る前よ。妊娠7カ月だった姉は、自宅の階段で足を滑らせて、お腹を打ったせいで胎盤剥離を起こして出血多量で死んだの。不幸な事故だって言われたわ。でも違うの。事故なんかじゃないの。姉の夫が、姉を二階から突き落とすところを、麻耶ちゃんと武幸くんは見てたの。お父さんがお母さんの背中をおして、お母さんは階段から落ちたって、麻耶ちゃんは言ったわ。武幸くんは、おばさんにしゃべったってバレたらお父さんに殺されるから絶対言わないでって」

 彼女は一気に話すと、大きく息をついた。
  
「それで? 麻耶の父親は捕まったんですか」
「いいえ。あの男にはアリバイがあったの。姉が階段から落ちた時間、あの男は仕事をしていたことになっていた。絶対そんなはずないのに。あの男は警察のキャリア官僚だったから、きっとアリバイをでっち上げたのよ」
 
 姉の夫がいかにひどい暴力を家族に暴力を振るっていたか。姉が何度も離婚を申し出ては拒否されていたため、子供を連れて家を出ようとしていた矢先の事故だったこと。自分自身が姉の夫に、これ以上ことを荒立てるのなら家族に危害を加えると遠まわしに言われたことなどを、次々と早口でまくし立てるように聞かされた。
これまでの鬱憤をぶつけるように話す彼女に、仁の心はどんどん冷えていった。やるせない怒りがふつふつと湧いてくる。
ついにたまらなくなって、言葉を挟んだ。

「それをおれに聞かせてどうしようっていうんですか」
「え……あ、そ、そうよね」
「そんなにひどい家庭だったなら、どうして母親が亡くなったあと麻耶たちを放置したんです」
「それはだから脅されて。でも心配だったのよ、ちゃんと暮らせてるか、すごく心配したわ」
「心配だって言うなら、どうして探して会わなかった。どうして九年もほっといたんだよ」
「……それは……」
「麻耶のことが聞きたいんでしたよね」

 傷つけばいいと思った。麻耶がどんな目にあっていたか知って後悔すればいい。

「麻耶のからだは殴られた痣だらけでしたよ」

 叔母が息を呑んで両手で口元を覆うの見て、暗い愉悦を覚えた。

「あいつと付き合ってた時間はそんなに長くないけど、おれは麻耶が笑ったり怒ったり泣いたりしたところを見たことがない。首に絞められたような痕をつけて夜中にうちに逃げて来た時でさえ、あいつは平気な顔してました。そんなはずないのに、麻耶だってあんなこと絶対嫌だったはずなのに――」

 麻耶の叔母の目に涙が浮かぶのを見て、仁の怒りはすっと冷めた。代わりに冷静さを欠いた自分の行動に青ざめる。
相手は美由紀の友達の親だ。自分のしたことで美由紀に何か害が及んだりしたら――。

「すみません。言い過ぎました」

 慌てて謝る仁に、相手は首を横に振った。






もう1話あります。
明日の朝までにここに投稿しますので。
誤字脱字等あったら、ぜひ教えてください。
お願いします。

| 小説 | 20:03 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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